溢れるほどのすきをあげる。
「お!きたー千夏!」


「ごめんっ、まったぁー?」


ねえ千夏さん。私、そんな可愛い声、聞いたことないんだけど笑


「全然!ほら!食べよ!えーと、そっちは?誰ちゃん?」


「あ、私、一之瀬 しおりです!」


「俺望月 弥生ですー」


「よろしく!」


「よろしくー!」


「で、こっちのが、谷家 輝光!」


「…」


なんか私すっごい睨まれてんだけど。


怖い怖い。助けて千夏…


助けを求める私とは反対に、彼氏と二人の世界に入って私の存在を忘れてるような千夏。


くそぅ…

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