溢れるほどのすきをあげる。
あれから1ヶ月。


やっぱり簡単には忘れられないけど、ちょっとずつ前向きになってきてるとこ。


そんな時、ゆのちゃんに話しかけられた。


「ねえしおりちゃんちょっと屋上きて?」


「屋上?あいてるの?」


いつも、空いてないのに。


「空いてるから、はやく。」


ゆのちゃんに連れられて屋上に行くと、谷家くんがいた。


…やっぱり…好きだなあ、


なんて思っていると、ゆのちゃんが、大きな声を上げた。


「輝光!!ゆのか、その子か!どっちか!!選んでっ!!!」


…??
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