溢れるほどのすきをあげる。
あの日から私達4人でお昼ご飯を食べるようになった。


と言っても、千夏は望月くんと二人で話してるから、私はだいたい谷家くんと話してるんだけど。


「谷家くん〜喉乾いたジュース欲しい!」


「は?ふざけんな自分で買え。」


「めんどくさいんだもん…」


「いや、俺もめんどくさいんだけど?」


「えー…」


こんな感じで話せるくらいには仲良くなった。


「しょーがねーなぁ、やるよ、これ。」


そう言って谷家くんは私にいちごオレを渡してくれた。


「っ!!いいの!?」


「しょーがねーからやるよ。貸し、いっこな?」


「わ、やっぱり性格悪!でも、ありがとー!いちごオレ一番好き!」


「ん。」
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