晴れ所により雷雨、所により告白【続編完結】
ゴミを片付けた私たちは、課長の部屋を後にする。

課長の大きな傘に寄り添うように2人で入って駐車場に向かう。

課長の部屋には、もう一本、ビニール傘もあったけれど、私が課長の傘に入りたいとお願いをした。

課長の大きな傘と、課長の温かな腕に包まれて、私は思う。
この先、きっと、私は雨が降るたびに幸せな気持ちになれるって。



─── Fin. ───


あとがき ・レビュー御礼の後ろに続編を追加します。
続けて読んでいただけると嬉しいです。

< 15 / 95 >

この作品をシェア

pagetop