晴れ所により雷雨、所により告白【続編完結】
「課長… 」
私が振り返ると、そのまま優しいキスが落ちてきた。
「ん… 」
けれど、優しいと思ったのも束の間で、あっという間に咥内を深く激しくまさぐられ、舌を絡め取られる。
息が上がる程の激しいキス。
こんな情熱的なキス、初めて…
課長の唇が離れても、私はしばらくぼーっとしたままだった。
「晶… 寝室に行こうか。」
そう言われても、私は黙って頷くことしかできない。
それを見て取ったからなのか、課長は突然、私の脇と膝裏に腕を入れて膝立ちする課長の膝の上に抱き上げた。
「きゃっ!」
突然、自分の体がふわりと浮いて、私は慌てて課長の首にしがみつく。
「え、あの、重いですから!
あの、歩けますし。
課長?」
私は下ろしてもらおうと声を掛けるけれど、課長は、素知らぬ顔でそこから立ち上がる。
すごい…
体重◯kgの私を床から持ち上げるなんて…
立った状態からでも無理だと思うのに。
課長はそのままスタスタと歩いて寝室のドアノブを下げ、足でドアを開けて中に入った。
そして、そっとベッドの上に私を下ろし、私の髪を優しく撫でる。
「晶、好きだよ。」
再び、キスが降ってくる。
今度は、額に、瞼に、頬に…
好き……
大好き……
私は伝えられる想いと与えられる快楽に溺れていく。
昼間、十分過ぎるほど疲れたはずなのに、互いの想いは尽きることなく……
この人に想ってもらえてよかった。
この人を好きになってよかった。
求め合いながら、私は予感した。
これが私の最後の恋だと。
私が振り返ると、そのまま優しいキスが落ちてきた。
「ん… 」
けれど、優しいと思ったのも束の間で、あっという間に咥内を深く激しくまさぐられ、舌を絡め取られる。
息が上がる程の激しいキス。
こんな情熱的なキス、初めて…
課長の唇が離れても、私はしばらくぼーっとしたままだった。
「晶… 寝室に行こうか。」
そう言われても、私は黙って頷くことしかできない。
それを見て取ったからなのか、課長は突然、私の脇と膝裏に腕を入れて膝立ちする課長の膝の上に抱き上げた。
「きゃっ!」
突然、自分の体がふわりと浮いて、私は慌てて課長の首にしがみつく。
「え、あの、重いですから!
あの、歩けますし。
課長?」
私は下ろしてもらおうと声を掛けるけれど、課長は、素知らぬ顔でそこから立ち上がる。
すごい…
体重◯kgの私を床から持ち上げるなんて…
立った状態からでも無理だと思うのに。
課長はそのままスタスタと歩いて寝室のドアノブを下げ、足でドアを開けて中に入った。
そして、そっとベッドの上に私を下ろし、私の髪を優しく撫でる。
「晶、好きだよ。」
再び、キスが降ってくる。
今度は、額に、瞼に、頬に…
好き……
大好き……
私は伝えられる想いと与えられる快楽に溺れていく。
昼間、十分過ぎるほど疲れたはずなのに、互いの想いは尽きることなく……
この人に想ってもらえてよかった。
この人を好きになってよかった。
求め合いながら、私は予感した。
これが私の最後の恋だと。