晴れ所により雷雨、所により告白【続編完結】
あの時
ん……
何?
優しい感触。
誰?
髪を撫でてくれてる。
ふふっ
気持ちいい。
そこでふと目覚めた。
「おはよう。」
目の前に課長の顔。
「お、おはようございます。」
私、昨夜……
なんだか恥ずかしくて、私は頭の上まで布団の中に潜った。
「くくっ
晶、朝から何隠れてるの?」
課長は布団から少しだけ出た頭をぽんぽんと撫でる。
私は目だけ布団から出して、課長を見る。
「だって…… 」
「くくっ
ほんと、晶はかわいいなぁ。」
そう言うと、課長は私の額にちゅっとキスをする。
「聞いていい?」
課長は私の目を見て言う。
「はい。」
何だろう?
「晶はいつ、俺のこと好きになって
くれたの?」
「え…
いつ…かな… ?
よく分かりませんけど、初めて私の傘で
一緒に帰った時に、すごくドキドキした
のは覚えてます。
課長をただの上司じゃなくて、初めて
男性として意識したのは、その時だと
思います。
あとは… 徐々に課長のいろんな顔が
見えてきて、自然と好きになってました。
でも、なんて言っていいか分からなくて…
ずっと伝えられなくて… 」
私は、自分でもよく分からない胸の内を探り探り、一生懸命伝える。
「そうか。
嬉しいよ。
ありがとう。」
何?
優しい感触。
誰?
髪を撫でてくれてる。
ふふっ
気持ちいい。
そこでふと目覚めた。
「おはよう。」
目の前に課長の顔。
「お、おはようございます。」
私、昨夜……
なんだか恥ずかしくて、私は頭の上まで布団の中に潜った。
「くくっ
晶、朝から何隠れてるの?」
課長は布団から少しだけ出た頭をぽんぽんと撫でる。
私は目だけ布団から出して、課長を見る。
「だって…… 」
「くくっ
ほんと、晶はかわいいなぁ。」
そう言うと、課長は私の額にちゅっとキスをする。
「聞いていい?」
課長は私の目を見て言う。
「はい。」
何だろう?
「晶はいつ、俺のこと好きになって
くれたの?」
「え…
いつ…かな… ?
よく分かりませんけど、初めて私の傘で
一緒に帰った時に、すごくドキドキした
のは覚えてます。
課長をただの上司じゃなくて、初めて
男性として意識したのは、その時だと
思います。
あとは… 徐々に課長のいろんな顔が
見えてきて、自然と好きになってました。
でも、なんて言っていいか分からなくて…
ずっと伝えられなくて… 」
私は、自分でもよく分からない胸の内を探り探り、一生懸命伝える。
「そうか。
嬉しいよ。
ありがとう。」