晴れ所により雷雨、所により告白【続編完結】
「私も聞いていいですか?」
私は、顔を全部布団から出した。
「ん? 何?」
「課長は、私なんかのどこを好きになって
くれたんですか?
課長なら、他にいくらでも綺麗な人が
いると思うんですけど。」
私が尋ねると、課長は昔を思い出すように話してくれた。
「んー、もともと、真面目で一生懸命な晶に
好感は持ってたんだよ。
それはもう、配属されてすぐの頃からね。
それが、女性として好きだと思ったのは、
多分、林のことがあってからかなぁ。」
林さん?
なんかあったっけ?
私は思い出せなくて首を傾げる。
「覚えてないかぁ。
あれは、俺が課長になってすぐだった
から、4年くらい前かな。」
4年前?
私が入社2年目くらいってこと?
「林が夕方、もうすぐ終業時刻って時に
吐いたの、覚えてない?」
林さんが?
私は記憶を辿る。
「ああ、そういえばそんなことも
ありましたね。」
私は、顔を全部布団から出した。
「ん? 何?」
「課長は、私なんかのどこを好きになって
くれたんですか?
課長なら、他にいくらでも綺麗な人が
いると思うんですけど。」
私が尋ねると、課長は昔を思い出すように話してくれた。
「んー、もともと、真面目で一生懸命な晶に
好感は持ってたんだよ。
それはもう、配属されてすぐの頃からね。
それが、女性として好きだと思ったのは、
多分、林のことがあってからかなぁ。」
林さん?
なんかあったっけ?
私は思い出せなくて首を傾げる。
「覚えてないかぁ。
あれは、俺が課長になってすぐだった
から、4年くらい前かな。」
4年前?
私が入社2年目くらいってこと?
「林が夕方、もうすぐ終業時刻って時に
吐いたの、覚えてない?」
林さんが?
私は記憶を辿る。
「ああ、そういえばそんなことも
ありましたね。」