君に贈る花
目が覚めたら、湊が寝ていた。
怪我をした、腕には包帯が
反対の腕には、点滴。
なんか、重症?(笑)




湊「んー。あっ、」
湊『楓、起きたか?』

楓『うん、』

湊『何があったのか教えてくれるか?』

楓『あのね……









それで、切っちゃったの』

私はあったことを全て話した。

湊『そうか。花切りバサミは
切れ味がいいからな。結構深かったぞ?
気をつけてな。』


湊は、優しかった。

湊『柚希ちゃんが、結婚式の花束
凄く喜んで下さったみたいだよ。って
連絡来てたぞ?よかったな!』

やった!
喜んで貰えた!
この喜びは、私の支えなんだ!


フラワーショップ、早く復帰したい。



また、花束を誰かに届けたい。
その一心で、回復に向かった。
< 11 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop