君に贈る花
手話→『』
話言葉→「」
筆談→() 分かりにくくてすいません!
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瞬「おっ、楓ちゃん。こんにちは!」

楓『こんにちは、瞬先生と……なんで湊がいるの?主治医は、瞬先生だよね?』

瞬「あぁ、湊は、夜勤明けでね?
今日は定期検診だって言ったら、いっ……」

瞬先生話すの早い……
私、手話出来ない人は読唇術で
読みとっているんだけど……
読むのにも限界がね。

すると……
湊『定期検診で来るなら、俺、夜勤明けだし、
一緒に帰ろうかと思ったんだけど、どう?
ごめんな、兄貴、話すの速いだろ?』

瞬「ごめん!速かったかな?」

楓『ちょっと速かったけど
湊が通訳してくれたから、わかったよ。
湊、帰り一緒にかえろうね。』

湊『あぁ、外で待ってるな。』

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瞬「さて、今日は定期検診だけど、
貧血みたいだね。顔が青白いよ?」

さっきより読みやすい!
でも、貧血バレた〜
しかたないか。
私はホワイトボードに

(うん、ちょっとクラクラする。)

瞬「やっぱり、ちょっと薬かえるね。
あっ、増やさないから。変えるだけ(笑)」

(わかったよ。ありがとう)

瞬「はい、終わり!薬貰ってってね!」

私は、ありがとう と手話をして
診察室を後にした。



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