夜明け3秒前
「え、全然驚いてない……ね」
麻妃のリアクションに逆に私がびっくりしている。
恋バナってこういうもの……なの?
もっとキャーキャー言うような楽しいイメージだったけれど……
今日の夜ご飯ハンバーグなんだ、って言ったときと同じテンションだ。
『まあねー。正直、好きになるんじゃないかって思ってたし』
「え!?な、なんで?」
驚いて食い気味に聞くと、あははっと笑う声が聞こえる。
『だってさ、流川綺麗な顔してるし、優しいしコミュ力も高いし。まあ悪い噂も聞かない、たぶんいいヤツでしょ。凛月と普通に仲いいみたいだしね』
彼女の口から彼を誉める言葉がスラスラ出てきて、思わず聞き入る。
こうして考えてみると、流川くんは本当に素敵な人なんだなと思う。
『それでひとつ屋根の下で暮らすってさ、遅かれ早かれ好きになるんじゃないかって思ってたんだよね』
「さ、さすが麻妃だね……」
彼女の考えていたとおりになって、なんだか小恥ずかしい。
でもそっか。
流川くんにここまで親切にしてもらって、何度も助けてくれた。
そんな彼を好きにならないはずがなかったのかもしれない。
『あはは、でもよかった!応援してるよ凛月!』
「あ、ありがとう……!」
麻妃の声が本当に嬉しそうで、私まで幸せな気持ちになる。
ちゃんと話せてよかったな。
麻妃のリアクションに逆に私がびっくりしている。
恋バナってこういうもの……なの?
もっとキャーキャー言うような楽しいイメージだったけれど……
今日の夜ご飯ハンバーグなんだ、って言ったときと同じテンションだ。
『まあねー。正直、好きになるんじゃないかって思ってたし』
「え!?な、なんで?」
驚いて食い気味に聞くと、あははっと笑う声が聞こえる。
『だってさ、流川綺麗な顔してるし、優しいしコミュ力も高いし。まあ悪い噂も聞かない、たぶんいいヤツでしょ。凛月と普通に仲いいみたいだしね』
彼女の口から彼を誉める言葉がスラスラ出てきて、思わず聞き入る。
こうして考えてみると、流川くんは本当に素敵な人なんだなと思う。
『それでひとつ屋根の下で暮らすってさ、遅かれ早かれ好きになるんじゃないかって思ってたんだよね』
「さ、さすが麻妃だね……」
彼女の考えていたとおりになって、なんだか小恥ずかしい。
でもそっか。
流川くんにここまで親切にしてもらって、何度も助けてくれた。
そんな彼を好きにならないはずがなかったのかもしれない。
『あはは、でもよかった!応援してるよ凛月!』
「あ、ありがとう……!」
麻妃の声が本当に嬉しそうで、私まで幸せな気持ちになる。
ちゃんと話せてよかったな。