大好きな人へ。
みんなの洗濯物を洗って、干していると…



「量、多いよね。手伝うよ」



「み、雅さん!?いいですいいです、みんなお仕事で疲れてるのに…休んでてください」



「俺達の洗濯してくれてるんだから、これくらいはさせて?」



と、しつこくくるので…



「じゃぁ、お言葉に甘えて…」



「はい。よろこんで。」



2人ですると、すぐに終わった。



「疲れてるのに、手伝ってもらってありがとうございました。じゃあ、ゆっくりしててください。お風呂の準備してくるので。」



「いいえ。ありがと」



平静保つの疲れる!



内心ドキドキなんだけど!?



ドキドキが治まらないまま、お風呂の準備を終えた。



「みなさん、お風呂の準備が整ったので、適当に入ってください。」



みんながゾロゾロとお風呂に入って行った。



その間にお昼ご飯を作った。



時間を見ればもう12時だったから、ちょうどいい。



それから、自分は部屋に行き部屋着に着替えた。



ていうか…私ずっとパジャマだったし…



恥ずかし。



短パン、Tシャツ、パーカーとラフな格好をして、下に戻った。



みんなはもう既にお風呂から上がっていた。



「みんな、もうお腹すいてますか?」



「「「「腹減った!!!!」」」」



「ふふふ、今しますね。」



みんなの分をよそって、自分はダイニングテーブルで食べていた。



「あすかちゃんもこっちおいでよ!みんなで食べた方が美味しいよ?」



と、奏斗さんに私が食べていた料理をみんなの所へ運ばれてしまった。



「すみません…」



「あすか、遠慮しなくていいよ。みんなあすかのこと妹みたいに思ってくれてるか」



お兄ちゃん、それなんのフォローにもなってない気が…



「そうだ、今週の土曜俺達のLIVEにあすかちゃん招待しよーよ」



なんて、奏斗さんが言い出した。



「それいいな!」



「いいですね」



「奏斗ナイスアイデア!」



「あの…元々行く予定だったんですけど…」



「「「「え?」」」」



「お兄ちゃん言ったじゃん、東京行くって。」



「え、え、え?それって、LIVEに行くため?え?」



「そういうこと、一花が一緒に来て欲しいって」



「なら、最前列用意しておくよ。」



「いいですいいです。1ファンとして、他のファンと平等にLIVE観戦したいんで。」



「いい子だね」



「こういうファンを大事にしたいよね」




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