大好きな人へ。
お兄ちゃんもその日は休みだっけ?



「そうなんですね。」



『その2日間会おっか』



「いいんですか!?」



『うん、構わないよ。』



2日間も、会える…



『あすかちゃん。』



「はい。どうしました?」



『俺はあすかちゃんベタ惚れだな…』



「んなっ!?」



『じゃぁ、今友達といるからまたね』



「は、はい」



変なことを言うもんだから、顔が熱い。



今、絶対顔赤いよね…



でも、部屋暗かったし、大丈夫か!



部屋に戻ると、



「遅かったね」



「あ、うん。一花の後にもう1人と電話してて」



「そうなのー?」



「はい。」



そして、夜通し歌いまくっているみんなを横目に月曜日と火曜日、雅さんに会う日がたまらなく楽しみだった。




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