ひみつ
吐きながら、息苦しさも感じた。
不整脈かな...
水をガバガバ飲んでは吐いて、早く落ち着けと自分に言い聞かせた。
同時に、涙も止まらなかった。
自分の惨めさに悲しくなった。
まだ2ヶ月じゃん。
2ヶ月しか耐えられないの?
なんで、なんで...
そんなことを考えてると、涙も吐き気も止まらなかった。
どれぐらい時間が経ったんだろう、もう全身の力が抜け切ってしまった。
早く戻らないと...
なんとか立ち上がって、洗面所に向かって口をゆすいだ。
壁をつたいながら、トイレを出ると、...
「莉奈ちゃん.....大丈夫?」
涙と顔色の悪さに気づいたのかもしれない彼がいた。
「体調、悪いの?」
「いや...なっなんでもない...」
急いで彼の元から去ろうとした。
「ダメだよ、無理しちゃ...」
「無理なんか...してないっ...」
「ならなんで、泣いてるの?」
気づくと目の前に彼がいた。
「なっなんでもないのっ...」
「そっか...」
彼は困り顔で俯いてしまった。
「でも、体調悪そうだし、今日は帰った方がいいんじゃない?」
「う、うん...そうする...」
「俺も部活今日早めに終わる日だから、帰り送ってやるよ」
不整脈かな...
水をガバガバ飲んでは吐いて、早く落ち着けと自分に言い聞かせた。
同時に、涙も止まらなかった。
自分の惨めさに悲しくなった。
まだ2ヶ月じゃん。
2ヶ月しか耐えられないの?
なんで、なんで...
そんなことを考えてると、涙も吐き気も止まらなかった。
どれぐらい時間が経ったんだろう、もう全身の力が抜け切ってしまった。
早く戻らないと...
なんとか立ち上がって、洗面所に向かって口をゆすいだ。
壁をつたいながら、トイレを出ると、...
「莉奈ちゃん.....大丈夫?」
涙と顔色の悪さに気づいたのかもしれない彼がいた。
「体調、悪いの?」
「いや...なっなんでもない...」
急いで彼の元から去ろうとした。
「ダメだよ、無理しちゃ...」
「無理なんか...してないっ...」
「ならなんで、泣いてるの?」
気づくと目の前に彼がいた。
「なっなんでもないのっ...」
「そっか...」
彼は困り顔で俯いてしまった。
「でも、体調悪そうだし、今日は帰った方がいいんじゃない?」
「う、うん...そうする...」
「俺も部活今日早めに終わる日だから、帰り送ってやるよ」