ひみつ
発作で胸が痛かったって、点滴ばっかで痛かったって、こんなに泣いたことは無かった...
自分にとって、“初めての友達”というものの存在は、大きかったのだろう。
「あたしっ...あたしっ.....あたしね.....生まれて初めてっ.....」
いたっ...い.....
「ウッ.....」
発作...発作だ.....
「莉奈ちゃん?...莉奈ちゃん!莉奈ちゃんどうした!?」
だめっ...頑張って.....
「ちょっと.....ちょっと横に.....横に.....」
蒼くんはすぐに、近くのベンチに運んでくれた。
駅でよかった...
「え、駅員さん...呼んでくるね」
大丈夫だから という言葉を出す力もなかった。
自分の拳を握りしめて、痛みに耐える。
そろそろ無茶しすぎた心臓も悲鳴をあげてるのかな。
「ちょっと顔色悪いね、君このこの横にいてあげて、救急車呼んでくるね」
そんな声が聞こえたけど、いっこうに引いてくれない胸の痛みに限界を感じた。
「莉奈ちゃん、莉奈ちゃんしっかり!」
もう手を握る力も無くて、もう限界だった。
「大丈夫ですか?」
そう救急隊員の人に話しかけられて、意識は消えた。
自分にとって、“初めての友達”というものの存在は、大きかったのだろう。
「あたしっ...あたしっ.....あたしね.....生まれて初めてっ.....」
いたっ...い.....
「ウッ.....」
発作...発作だ.....
「莉奈ちゃん?...莉奈ちゃん!莉奈ちゃんどうした!?」
だめっ...頑張って.....
「ちょっと.....ちょっと横に.....横に.....」
蒼くんはすぐに、近くのベンチに運んでくれた。
駅でよかった...
「え、駅員さん...呼んでくるね」
大丈夫だから という言葉を出す力もなかった。
自分の拳を握りしめて、痛みに耐える。
そろそろ無茶しすぎた心臓も悲鳴をあげてるのかな。
「ちょっと顔色悪いね、君このこの横にいてあげて、救急車呼んでくるね」
そんな声が聞こえたけど、いっこうに引いてくれない胸の痛みに限界を感じた。
「莉奈ちゃん、莉奈ちゃんしっかり!」
もう手を握る力も無くて、もう限界だった。
「大丈夫ですか?」
そう救急隊員の人に話しかけられて、意識は消えた。