ブタもおだてりゃ、木に登る
腕枕をせがんでくるコや脚と脚の間で寝たがるコ、ぶよぶよした私のお腹の上で寝たがるコ。

安心感を求めているのだろう。私の身体の一部にくっつく。

母性本能だろうか、「こいつら可愛い」と寝顔を見て、撫でながら一時の昼寝を楽しむ。


あぁ、なんて幸せなんだろうかと思う。


小さな幸せが、そのうち大きな幸せに変わるような気がする。

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