孤独な私が愛を見つけたら
いつもはちょっと偉そうだけれど、何だか可愛く感じてしまう。

そしてふっと気が付いた。

もしかして、坂下さんも疲れている?

そう思った時、目の前の坂下さんの事がすごく愛おしく感じてしまった。

急に胸がドキドキしてくる。

どうしちゃったんだろう…。

もう眠る事なんて出来ない!

結局このまま坂下さんの家に泊ってしまった私。

成り行きとはいえ、自分のしでかしてしまった事が信じられない。

翌朝、私はまだ眠っている坂下さんをすり抜け、そっと自宅に向かった。

坂下さんがもう目を覚ましていた事も知らずに。






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