私の主治医はお兄ちゃん
美音side
美「……ん。」
…あれ?
いつのまにか寝ちゃって…
時計を見てみると午後2時を過ぎていた。
ダイニングに行ってみよう。
ダイニングへ行くとみんないた。
優「おお美音起きたか。お昼温めるから少しでも食べな。」
美「うん。」
優也兄はみんなが食べ終えたであろう昼食を温めて出してくれた。
コーンサラダと、トマトのパスタ。
私でも食べきれる量を出してくれる優也兄。
美「いただきます。」
……美味しい。
昼食を食べ終えて食器をかたすと庭で優也兄と湊斗兄が何やら準備をしている。
美「何してるの?」
優「明日BBQでもしようと思って、このBBQコンロ使えるか見てたんだよ。」
そう言いながらコンロをいじっている2人。
美「楽しみだな。」
駿「お、寝坊助いつのまにか起きてたのか。」
美「寝坊助って言わないでっ!!」
もー駿介は優しい時は優しいのに意地悪ばっかり!
美「もーばかばか!私お散歩行くからいいもん!」
駿「おい!1人で行くなよ。あぶねーだろ。」
優「そうだぞ。早朝雨降ってたみたいで滑りやすいから気をつけろよ。」
美「平気だもん。」
心配する兄達をよそに私は別荘のすぐ裏にある森林まで行った。