私の主治医はお兄ちゃん
文化祭、その前に…

美音side









あれから数日が立った。


駿介も私も退院することができた。



そして今日は久しぶりにいった学校の帰り道。



美「駿介、もうすぐ文化祭だね!楽しみだね!」


駿「ま、それが終わればテストだけどな。」


美「うぅ…」


そんなこと言わなくても…



駿「俺が教えてやるから大丈夫。」


………


それ全然大丈夫じゃない…


駿介勉強の時はスパルタなんだもん…





駿「なぁ、美音…今日ちょっと寄り道していかね?」


美「どこに?」


駿「ずっと気になっていたとこがあって…」



そう言って駿介は私をおしゃれなカフェへと連れて行ってくれた。








美「わ~ここ…かわいい。」


駿介が連れてきてくれたそのカフェは可愛らしい雰囲気の明らかに女の子が喜びそうなとこだった。




でもどうして駿介が来たかったんだろう…

可愛い女の子でも働いてるのかな?




駿「入ろうか。」


美「うん!」

ま、いっか!
今を楽しもう!



呑気に私はそう思い中へと入っていった。







< 176 / 296 >

この作品をシェア

pagetop