私の主治医はお兄ちゃん
美音は俺の顔を見るなりすぐに俺へと倒れた。
さっきよりかなり熱い。
優「美音、1回診察室行こうな。」
タクシー代を払うとすぐに美音を抱き上げて診察室へ向かう。
湊「え!?美音!?」
優「タクシーに乗って1人で来たみたい…」
湊「珍しい……」
美音が自分から病院にくるなんて本当珍しいにもほどがある。
ひとまず俺は美音を診察室のベッドに横にした。
湊「熱かなり高いな。」
優「急患呼ばれる前はそこまで高くなかったんだけどな。とりあえず熱測って解熱剤点滴するか。」
美音の熱は39.2°C
聴診をしたけど喘息は出ていなさそうだ。
ひとまず点滴をして今日は入院させる事にした。