私の主治医はお兄ちゃん


駿「じゃあ先輩。俺妹待たせてるので失礼します。」


女「あ!うん!!またね!!」



駿介はそう言って話を終わらせて私の元へ来てくれた。




駿「ごめんな。美音。」

美「んーん。大丈夫だよ!」



駿「さぁ参りましょうか、アリス。」
タキシード姿の駿介がひざまずいて私の手を取りながら言った。


途端に私は駿介から目を逸らす。


美「か、からかわないでよ!!」



恥ずかしいよぉ…
思わず顔が熱くなるのを感じる。




駿「別にからかってる訳じゃないんだけどなぁ〜」





駿介は笑顔でそういいながら耳元で


駿「でもマジでこんな可愛いアリスを独り占め出来るなら文化祭も悪くねぇな。」


そう囁いた。






美「も、もう!!からかってるでしょ!!」


駿「どーだろうな?」



そんな調子じゃ文化祭もたないよぉ…


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