私の主治医はお兄ちゃん
実は喘息だからあまりやっていないだけで体育自体は得意な私。
莉「美音ー!パス!」
美「っ!!」
莉子から受け取ったパスを私はそのままシュートする。
ピーーーーッ!!!
皆「スリーポイント!」
皆「わーーー!神崎さんスポーツできるんだ!」
皆「すごーい!」
莉「美音、ナイスシュート!」
美「ハァ…ハァ…ありがとう。」
莉「相変わらず運動神経いいな〜」
美「そんな…事ないよ!ハァ…」
私はそのまま体育館の端っこへと行き座った。
次は違うチーム同士の試合だから一時休憩。
今日は体育館の半分は女子バスケ、もう半分は男子バスケの授業をやっている。
私は自分の試合が終わったので男子バスケのチームをぼーっと眺めていた。
男子バスケで1番目立っているのは悠真くん。
そりゃバスケ部だもんね。
でもここに駿介がいたら…
もっと目立っていたのかなぁ。
まー大体クラス違うから見れる事はないんだけどね。
そして楽しかった体育も終わり、私たちは教室へと戻った。
次は数学かぁ。嫌だなぁ。
教室に着くと次の授業の準備をして席に座った。