私の主治医はお兄ちゃん
優也side
俺は美音とじっくりと話し合った。
美「私そろそろ戻って寝るね。」
優「送っていく。」
美「1人で戻れるから大丈夫だよ。」
優「そっか……」
1人で戻れると言った美音の顔は今にもまた泣きだしそうで……
きっと今は1人になりたいんだという事がすぐに分かった。
また後で寝た頃様子を見に行ってみよう。
そう思い、俺は美音を1人で病室へかえした。
でも……
今の美音を1人にしてはいけなかったのかもしれない。