私の主治医はお兄ちゃん
どのくらい寝ただろうか。
頭がガンガンと痛くてかなり体が重い。
時計を見ると時刻は早朝4時を回っていた。
湊「寝すぎた……」
しばらく寝ていなかったのもあって俺の体も疲れていたんだろう。
今日は朝練があると言っていたから駿介は多分5時半くらいには起きるだろうから朝食を作っておこうか。
出来るだけ俺がいるときは駿介にはご飯を作っておいてあげたい。
色々怒ることもあるけど、俺にとってはあいつは唯一の可愛い弟だしな。
俺は駿介の部屋を覗いて寝ているのを確認すると朝食を作り始めた。
自分の分も作ったけど恐ろしいくらいに食欲がない。
そしてなんでかかなりフラつく。
ちょっとヤベーかも。
もう少し横になるかな。
俺は再び横になった。
そして気がつくとまた眠りについていた。