私の主治医はお兄ちゃん




すると優兄は


優「ならここで見る。今から準備して持ってくるからここにいろ。駿!お前は湊斗見張っておいて。すぐ戻ってくっから。」


駿「お、おう。」




そう言って少しため息まじりに家を出て行った。


優兄が出て行ってすぐ俺は冷蔵庫からスポーツドリンクを出して湊斗兄の枕元に置いた。
















家を出てから15分もしないうちに優兄は戻ってきた。


優「待たせて悪りぃな。」


駿「そんな待ってないよ。」



優「じゃちょっと湊斗診るから駿介はちょっと席外してもらえるか?」


駿「うん。分かってる。俺自分の部屋行くわ。」





優「駿、ありがとな。」


そう言って頭にポンと手を置くと優兄は湊斗兄の部屋に行った。



俺を部屋から出るように言ったのはきっと湊斗兄への気遣いなんだろうな。









そう思いながら俺は自分の部屋で勉強を始めた。






もうすぐ期末だからがんばらねぇと。








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