私の主治医はお兄ちゃん
なんで母親なのに…
それにあの人かなり美人だしかなり優しそうだ。
でも……
美音は動揺している感じがする。
ちょっと付いて行ってみるか。
付いて行ってみると2人は何やら深刻な話をしているようだった。
何を話しているかは分からないけど。。
そして2人は家とは別の方向へと歩いて行った。
つか、なんだよ。
駿介のいる病院まで送るように言ったくせに。これじゃ意味ないじゃん。
あいつに電話でもしてみるか。
訳を聞きたいのに教えてくれねーし。
協力させるなら理由くらい話せっつーの。
電話をかけてみたもののあいつに話しても拉致があかねぇ。
俺でなんとかするか。
誰かさんは体調崩して入院しているらしいしな。
しばらく付いて行ってみると2人が入って行くのは廃墟の工場。
悠「こんなとこでなにすんだ?」
たしかに訳ありっぽいな。
俺はそのまま近くで覗くことにした。
ブー…ブー…ブー…ブー……
って……さっきからまじでしつけぇな。
駿介からの電話。