私の主治医はお兄ちゃん
悠真side
悠「美音!?おい…」
気ぃ失ってる……
ま、こんだけの事があればしょうがねぇか。
駿介の止血はプロのお兄さん方に任せて俺は美音をお兄さんの車に乗せた。
駿「鈴木……サンキュ。」
悠「本当無茶しやがって。」
お前が来なきゃ俺1人でも大丈夫だったのに。
それに……止血してる時思ったけど。
かなり体が熱かった。
多分走ったからとかじゃなくて。
立ってるのも辛いほど熱あるんじゃねーのかよ。
悠「お前…入院長引いたな。」
駿「うっせーよ。」
悠「口悪。」
駿「お前に言われたくねぇよ。」
悠「じゃあ、俺行くわ。」
湊「あ、鈴木くん待って。車で送ってく。」
悠「大丈夫です。近くにバイク停めてるんで。」
あぁ。コレで全部駿介にはバレちまったな。