私の主治医はお兄ちゃん
悠「熱測れた?見せて。」
美「あ…もうほとんど下がってたよ!」
悠「見せて。」
美「えと…」
悠「見せて。」
美「はい……」
悠真くん…普段優しいのに
睨まれたらものすごく怖い。
やっぱ喧嘩とかしてたからそうなったのかな??
実はすごく怖い人とか??
それに駿介に他の男の子の家に1人であがるなって言われてたし……。
悠「美音!!これのどこが下がったんだよ。」
美「う…」
悠「ったく…一度お仕置きしねーとわからねぇか?」
美「おし…おき……?」
ペシッ
美「痛い!!」
悠「次隠し事したらもっと痛くするからな。」
うー。
悠真くんにデコピンをされてしまった私。
もっと痛くするって……
今の駿介より痛かったよぉ。。
悠「飯あるけど…食える?」
美「いや……」
悠「少しでも頑張って食えねーか?」
美「うーん。。」
悠「じゃあこれだけ。頑張って食べて。」
そう言って悠真君は小皿に少量のお粥を取り分けてくれた。
美「こんなに……」
悠「そんだけです。はい、頑張れ。」
そう言ってカトラリースプーンを渡してきた。