私の主治医はお兄ちゃん
部屋に行くと私はすぐに悠真君に電話をした。
purururu…purururu……
悠『もしもし。』
美「あ、悠真君。私…美音だけど…」
悠『美音?どした?』
美「あの…迷惑をかけちゃって……」
悠『それ以上は言うな。またいつでも話くらいなら聞くから。』
美「ありがとう……あのね。悠真くんにお願いしたい事があるんだけど……」
優「美音〜ご飯できたぞ〜!」
美「はーい!!」
悠真くんとの電話を終え、少し休んでいたら聞こえてきたご飯を知らせる優也兄の声。
やっと病院食じゃなくて優也兄のご飯が食べられる。
リビングへ行くと、駿介もお手伝いをしていたみたいで優也兄と2人で待っていた。
美「あれ?湊斗兄は?」
優「急患で呼ばれて病院行ったよ。」
美「そうなんだ……」
久しぶりに4人で食べられると思ったのに……
優「さ、食べようか。」
美「うん。そうだね。」