私の主治医はお兄ちゃん
段々熱くなってきている体。
中庭につく頃にはかなり熱が上がっているようだった。
優「どう?久しぶりの外は。」
美「うん…」
頭がぼーっとしてきてあまり会話ができない…
すると向こうのほうから湊斗兄がスタスタと歩いてきた。
湊斗兄は私たちの方へ歩いてくるなりすぐに私のおでこへ手を伸ばした。
湊「やっぱり熱がある…兄貴、美音こんなに熱があるのになんで散歩なんて…」
そう湊斗兄が言いかけたとき…
バタッ!!!
美「優也兄?!」
優「……」
急に倒れたのは優也兄だった。