私の主治医はお兄ちゃん
昼休みになってすぐ心配になった俺は美音の教室に向かった。
でも美音の姿はどこにもなくて……
俺はなんとなくですぐに屋上に向かった。
駿「いた、美音。」
美「駿介!?」
驚いた顔をする美音。
でも双子だからなのか、美音がいなくなった時や求めているもの、考えている事が直感でわかる事が多い。
駿「弁当忘れたならそう言え。」
俺は美音に弁当を差し出した。
ん??
さっきより顔色が悪いし、なんだか熱い。
美「いらない…」