私の主治医はお兄ちゃん
まだ万全ではない中許してくれた退院。
でも少しずつ体調は良くなってる気がした。
朝起きるといつものように優也兄か湊斗兄の診察を受け、それ以外でもちょこちょこ体調を気遣ってくれる。
そのおかげか退院してから一度も体調を崩していない。
GWも終盤に差し掛かったある日。
ピンポーン…
部屋に鳴り響いたインターホン。
今日は優也兄、湊斗兄もお仕事で駿介は部活だ。
美「はーい。」
郵「郵便です。印鑑お願いします。」
美「あ、はい。」
届いた1通の封筒。
美「……遺伝子………検査?」
これ…
きっと優也兄や湊斗兄のお仕事のやつだよねっ
きっとそう。