メランコリック・ラブ







暗くなった帰り道




オレはふらふらしながらも

自転車を押していた。




今頃、


あいつは大槻と・・・



「あー、」





くそ、もう知るか!!

あんな鈍感女!!







「ただいまー」



扉を開けて家に入ると、


安心した。




「あらおかえり康介!!

瑞ちゃんが待ってるわよー」







「は?」



今、なんつった??


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