交わることはない

終わった


大夢☆☆

昨日・・
  七湊からメールがきた


自分の為に無駄な時間を
使ってほしくない
俺の時間を大切にしてほしい
さようなら

・・・・と、書いてあった


なに?
えっ?
どうして?

何を・・どう・・
  ‥‥考えてよいのか・・
わからな・・かった・・


七湊は、嫌だったの?
俺に約束を破られて・・

だけど‥‥
  いつも‥‥
   ‥‥わかった・・って・・


七湊は、俺と居なくても
なんとも思っていないと
思っていたし・・

俺にも 友達いるし・・
友達が大切だし・・
だから・・七湊より・・
優先にしていた・・


なのに‥‥‥
どうして‥‥‥‥‥
こんなに‥‥‥
苦しいの‥‥‥‥‥


俺は、その夜
大学の友人達と飲みに行く約束を
していたから
前後見境なく飲んだ。

亮は、別の飲み会でいなかったが
他の連れに
どうしたんだ?
とかなり心配されたが・・
「なにもないよ」
と、言いながら
次々に飲んだ。

俺は、酒に飲まれるような事が
今までなかったが・・


最後に・・
「大夢っ、大夢、大丈夫なの‥‥‥
と、鈴か?‥‥‥‥


目が覚めると・・・
あっ たま いってぇ・・・
頭をトントンと叩きながら
見回す・・
あっ、俺ん家だ・・
どうやって?
と、考えていると

横で、もぞもぞ 動く気配が・・
だれだ?・・
布団をめくると
髪の毛?女?
仕方も・・裸・・
えっ、俺もだ・・
気だるさもある・・・
うっすら・・何度も腰をうちつけてる
映像と・・感覚がある・・
女の顔は
うつぶせで寝ているため
髪の毛で顔が見えない・・

ベッドから降りて
下だけはいて
シャワーに向かう


シャワーを出ると・・

“ピンポン”

開けると亮が立っていて
「よっ、大丈夫か?
かなり悪酔いしていたと
仲間から連絡があったから
無事に帰ったのか
確認しにき来てみた」
と、言われて
「帰ったわ、帰ったんだけど。」
と、下に指を指す
女物のミュールを見て
亮は、顔を歪めて
「心配して、損したわ じゃな。」
と、言って帰っていった。

呆れたような亮の顔に
何も言い返せなかった。

すると・・・
「誰か、きたの?」と、女の声
「・・えっ・・鈴?・・」
下着とキャミソールを着た鈴が
立っていた。

「えっ、大夢、覚えてないの?」
「ああっ、あんまし」
「うそっ‥‥何度も‥‥
私を抱いたじゃない
愛してるって‥‥いったじゃない!!」
と、涙を流す鈴
俺は、どうしたものかと
考えていると・・

鈴が行きなり抱きついてきた。

引きはなそうとしたが
首をふりながら
抱き着く鈴に
「ごめんっ、記憶が曖昧で・・
本当に、すまん」
と、言うと
「いやよっ、やっと、やっと
私に振り向いてくれた
と、思ったんだから。
私‥‥ずっと・・
大夢の事が好きだったんだから。」
と、俺の首に腕を回して
俺にキスをしてくる
何度も・・何度も・・

七湊に別れを言われて
投げやりになっていたのもあり

俺は、鈴のキスにこたえ
舌を絡ませ・・吸いあげて・・
ベッドに戻り
鈴の下着を脱がせ
胸を揉みあげ
鈴の中に自身を入れてうちつけた

何度も、何度も・・・

「‥‥アア‥ン‥ひろっ‥む‥‥」
「‥‥うっ‥‥‥」
目が覚めてからずっと
何度も身体を繋げて果てて
倒れてしまった。

目が再び覚めた時は、
夜中だった

俺は、鈴を起こして
食事に連れ出して
鈴のマンションに送った。

はぁ、俺は、何をやってるんだ。
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