交わることはない

はじめて②☆☆


次に目を覚ますと
遥の胸が見えた

遥は、下だけ履いて寝たから

わたし・・きのう・・遥と・・

一人赤面していると
「クスクスっ」
と、上から笑われて
思わず遥の胸におでこをつけて
顔を隠す・・私に・・遥は
「可愛い」
と、呟いて抱き締められ
「七湊、顔、見せて」
と、言われる

首を横にふると
「じゃ、また、襲っちゃおうかな」
と、言われて
慌て顔をあげると
笑いながら
「それは、それで傷つく」
と、言われて
「あっと、えっと、今の話しダヨ」
と、言うと
「別の日なら、いいんだ。」
と、言う遥に
もぅ‥‥と、思ってしまう
遥は、
「冗談だよ。又あとでね」
と、言いながら
「今からデートしようか
だけど、その前に食事だね。
準備ができたら呼ぶから待ってて」
と、言って
寝室を後にした。

朝食を準備してくれて
私を呼びにきてくれた


ダイニングへ行く・・

「わっ、美味しそうっ」
と、言う私を遥が頬を赤らめて
みているから
「・・・遥?」
と、首を傾げて言うと
「‥‥‥まじで‥やばい
  ティシャツ貸すんじゃなかった」
と、言われて
えっ、貸したの嫌だったのかと
思い
「ごめんねっ、脱いでくる。」
と、慌てて寝室に戻ろうとすると
手を取られて、抱き締めながら
「ちっ、違う、七湊の姿が
あまりにも‥‥可愛くて‥‥」
と、言われて
七湊も、真っ赤になると
「‥‥あ~と、七湊
      食べようか」
と、遥
「‥‥う‥ん‥」
「さぁ、七湊、こっちに座って」
と、遥に言われて
ダイニングに座り
二人で遥が用意してくれた物を
静かに食べはじめるが・・
なんだか、おかしくなって
クスクスッ 笑っていると
遥も笑いだして
それからは、話しながら
食事をして、一度私のマンションに
戻り着替えをしてから
ということになった。
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