交わることはない

卒業です


大学卒業☆☆

今日は、遥と私、笑子ちゃんの
卒業の日

私と笑子ちゃんは、袴を着るため
朝早くから美容室に入る
「終わったら連絡して。」
と、遥は一度帰っていった。

私のところも遥の所も
笑子ちゃんの所も
母親だけが参列するみたいだ。

遥のお義母さんは、ワンピース
私のお母さんは、スーツ
笑子ちゃんのお母さんは、
さすが家元・着物で参列
私と笑子ちゃんで
お互いのお母さん達を紹介をした。

遥は、卒業生代表の挨拶があるため
打ち合わせに行っている。

遥の挨拶は、きびきびと張りがあり
さすが、と言う貫禄だった。

お母さん達は、意気投合して
式典が終わると三人で出掛けて行った。

私達は、夕方から謝恩会があるため
一度解散をした。

まぁ、私と遥は同じ所に帰るが・・・

「七湊、バタバタして言えなかったけど
袴姿も凛々しいよ。
多くの人が、七湊を見ていて
自慢でもあり
見てほしくない気持ちもあって‥‥
俺っ‥‥情けない!!」
「遥の方が、何倍もかっこ良かったよ。
でも、うれしい!!
遥のやきもちが・・うふっ」
と、言うと
遥は、私を抱き締めて
「七湊、愛してる。」
「うん、私も遥を愛してるよ。」
と、言いあい
クスクス笑いながら
マンションに着いた。

袴を脱いで部屋着になると
遥も部屋着に着替えていた。
二人で謝恩会の時間までゆっくりして
笑子ちゃんと合流して会場に入る
事にしていた。
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