交わることはない

亮・笑子☆☆

「もしもし、何してた?」
「今ね、七湊に亮さんとのこと
報告してたの。」
「クスッ、七湊ちゃんは、なんて?」
「すごく、喜んでくれた。」
「それは、良かった。
なぁ、笑子、明日もあえる?」
「うん、大丈夫。
そんなに早くは、無理だけど。」
「笑子に合わせるから
大丈夫だよ。」
「うん、ありがとう」
「それじゃ、また明日。
        好きだよ。」
「‥‥‥うん、私も好き。
    亮さん、おやすみなさい。」
「笑子、おやすみ。」
と、言って電話切って
二人とも幸せを噛み締めて
眠りについた。
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