交わることはない

さようなら☆☆


私は・・決心した‥‥


 ‥もう‥‥終わらせよう‥‥‥


『大夢さんへ

私に無駄な時間を
作って頂きたくありません。

大夢さんは、大夢さんの
時間を大切にして下さい。

  さようなら   七湊。』

と、メールを送った。



これで・・・終わった。



さよなら・・私の憧れ
さよなら・・私の片想い



なぜか・・私の心は凄く
     ‥‥ホッとした

やはり・・
限界だったんだ・・

約束する度にドタキャン
 されるのではないか・・
 また、来ないのではないか・・
でも、今度こそは・・
と、いつしか、
気持ちがはりつめていたのだ

だから、心が
  ホッと‥‥したんだ。

少し悲しいけど
涙も出ることはなかった

私の大夢さんへの気持ちは、
憧れだったんだ
と、わかった。

大夢さんの誕生日に用意した
プレゼント‥‥渡すことはなかった。

今更、渡しても迷惑だと思い廃棄した。

大夢さんから、私は何も
プレゼントされたことはない
そもそも、私の誕生日も知らない
と、思う

笑子ちゃんに連絡すると

びっくりされたが、
「七湊、一人で頑張ったね。」
と、言われて直ぐに、
「じゃさ、合コン参加ね。」
と、断る暇なく電話を切られた。

しばらく、恋愛はいいかな
と、思っていたけど。

笑子ちゃんには、ずっと
心配かけてきたから
今回は、笑子ちゃんに従おう
と、思った。
< 8 / 78 >

この作品をシェア

pagetop