大好きだけど大嫌い

速水先生から雄輝先生に

起きるとベットの隣で速水先生が寝ていた

寝顔きれー。まつげながっ
なんて思いながら顔を眺めていると、

速「あ、俺寝てた!?」

桃「はい!ばっちり寝てましたよ?」

速「まじか、ごめんな!大丈夫なった?」

桃「はい!全然マシなりました!」

速「それじゃあ、桃花ちゃんの咳の原因がなにか調べるために、血液検査させてもらいたいんだけどいいかな、?」

桃「え!いやです!痛いし、、、」

速「大丈夫大丈夫!すぐ終わるから!器具取ってくるからちょっと待っててもらえる?」

そう言うと、先生は走って出て行った

桃「どーしよ!とりあえずベットの下に、、」

ベットの下に隠れていると、先生が戻ってきた

速「おらんし!どこ行ったんやろ。たくー、手かけさせるなよな」

え、めちゃめちゃ口悪いやん
今までの優しい先生はどこに、、

桃「ゴホッ」

速「え?さては、」

そう言うと同時に先生はベットの下を覗いた

速「あ!こら!んな小学生みたいなことしてないで出ておいで!」

桃「あ、バレた。はーい、、、」

速「さて、採血しよっか。まあさっき隠れて時間ロスしたからぐずってる時間はないよ?」

桃「先生今まで優しかったのにほんとはドSなんですか?」

速「そうだよ?いつまでも仮面かぶってられないからねー」

きゃあ怖い。素直に言う事聞かないとダメかも...

速「んじゃ、俺にキレられたくなかったらさっさと腕出して?」

桃「う、はい。」

腕を差し出す

速「じゃあちょっとチクッとするよー」

桃「いた!先生痛い!」

速「痛かった?上手くいけたつもりだったんだけどなー。まあけどそんな怒らんとって?」

イケメンにお願いされたら断れない!

桃「しゃーなしですよ?笑」

速「よし!じゃあ、帰る?外暗いし送っていくよ俺もこれで仕事終わりやから!」

桃「いいんですか?先生」

速「いいよいいよ!ちょっとだけ待っててな」

先生出て行っちゃった
先生の車乗れるなんてラッキー♡

速「おまたせ!じゃあ行こ!」

駐車場を歩いていると、誰もが知っている海外の車を目にした
先生がそれを当たり前のように開けて行ったので

桃「先生の車ってこれ!?高級車じゃないですか!さすがお医者様ですね笑」

速「そうか?笑んま、乗りなよ」

そう言って助手席のドアを開けてくれた

桃「失礼しまーす」

速「道教えてな!」

しばらく車に揺られていると、家に着いた

桃「ありがとうございました!」

速「はーい。お大事にね。後、今日の検査結果報告するから、来週あたりもう1回来てくれる?あと、俺のことは雄輝先生って呼んでくれると嬉しいな笑あと、敬語もなしね!」

桃「おっけい!雄輝先生!あらためて、宜しくお願いしますー笑」

雄「おう!それじゃあな!おやすみ!」

桃「うん!おやすみー!」
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