-bLue iSlaNd-



その声は、本当に弱々しく、触れてしまえば一瞬で崩れてしまうかのような、響きをしていた。


「うん、来るよ。」


君は僕の返事を聞いてから、黙ってしまった。


数秒して僕にもう一度質問してきた。


「その次の日もここに来てくれる…?」


「うん。」


僕は君が何を言いたいのかはわからなかったけど、そう返事をした。




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