-bLue iSlaNd-



「その次の次の日も…?」


「約束する…」


僕の声も君の声も波にかき消されてしまいそうなくらい小さくて、弱々しいものだった。


「私は…………」


そう言って君は瞳を閉じて、過去の思い出を僕に話し始めた。


君の声が波の音に混じりながら僕の心に流れ込んできた。




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