-bLue iSlaNd-
でも、私とその人の関係は同じ学校だったころと全く変わることはなかった。
毎日学校で会うことができなくなったから、夜に二人だけで会っていた。
お互いに学校であったことを話したり、テレビのことを話したりと、会話が途絶えることは一度もなかった。
あの日もいつもと全然変わらない一日だった。
学校が終わり、家に帰ってからすぐに私は宿題を済ませて時計を見ながら落ち着かない様子で本を読んでいた。
時計の針が8時を指した時に、私は家を出て、いつもの場所に向かった。
そして、いつもの場所に着くとやっぱりあの人は先に来ていた。