また明日もよろしくね
ある日、私は図書室で本を借りていた。
有川浩人の「図書館紛争」を手に取ったとき、後ろから誰かに声をかけられた。
「氷川さんも、有川浩人好きなの?」
後ろを振り向くと、同じクラスの新谷さんが微笑んでいた。
新谷さんは、大人しいけど周りに誰か人がいるような、安心できるオーラのある人だ。
「うん。…新谷さんも?」
私が詰まりそうになりながらも聞き返すと、新谷さんは頷いた。
「でも私は、有川浩人よりも辻町深晴がすきかな。名前巡りの放課後、好きなの。」
「私も辻町深晴、好きだよ。あと、東山圭も好きなんだ。」
有川浩人の「図書館紛争」を手に取ったとき、後ろから誰かに声をかけられた。
「氷川さんも、有川浩人好きなの?」
後ろを振り向くと、同じクラスの新谷さんが微笑んでいた。
新谷さんは、大人しいけど周りに誰か人がいるような、安心できるオーラのある人だ。
「うん。…新谷さんも?」
私が詰まりそうになりながらも聞き返すと、新谷さんは頷いた。
「でも私は、有川浩人よりも辻町深晴がすきかな。名前巡りの放課後、好きなの。」
「私も辻町深晴、好きだよ。あと、東山圭も好きなんだ。」