恋とマシンガン
1人暮らしの我が家に帰って、真っ先にやったことは郵便物のチェックだった。

集合ポストを見たり、ドアのポストを見たりして、その中に招待状が届いていないかチェックをしたけれど…それらしいものは何もなかった。

ダイレクトメールやどこかの不動産屋のチラシが入っていただけだった。

私がチェックし忘れていたと言う期待は、あっという間に外れた。

本当に届いていなかった。

スマートフォンで理美のメッセージを確認したけれど、特にそれらしいものはなかった。

「じゃあ、私は何だったんだろう…?」

親友だと思っていたのは、私だけだったんだなあ…。

幼稚園の頃からのつきあいだった親友に、まさかこんな形で裏切られるとは思ってもみなかった。

私は理美のアカウントをブロックすると、電話帳から理美の電話番号とメールアドレスを削除して、どちらも着信拒否にした。
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