恋とマシンガン
「飲み物は何がいい？

お茶と水とコーヒーしかないけど」

「こ、コーヒーでいいです…」

私が返事をしたことを確認すると、宇奈月さんはまたキッチンへと足を向かわせた。

「スペックが高過ぎるにも程があるでしょ…」

ここまでくると恐ろしいな…。

私はサンドイッチをじっと見つめると、ハムときゅうりのサンドイッチを手に取った。

口に入れると、
「う、美味い…」

このまま店に出してもいいんじゃないのかと思うくらいに美味しかった。

マヨネーズの加減もちょうどいい。

次にたまごのサンドイッチを口に入れたら、こちらも美味しかった。

黄身はトロッ、白身はゴロッのバランスがとてもいい。

まさに王道と言っても過言ではない。
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