恋とマシンガン
「真智子も仕事終わったの?」

続けて聞いた私に、
「うん、今帰るところなんだ」

真智子は答えた。

「じゃあ、せっかくだから一緒に飲みに行かない?」

そう言った真智子に、
「うん、いいよ」

私は首を縦に振ってうなずいた。

今日はついてるなー。

仕事は定時で終わったし、友達と再会して飲みに行くことになったし、今日は本当についてる!

近くの立ち飲み居酒屋に一緒に入ると、お酒といろいろな料理を頼んだ。

「カンパーイ!」

カチンとビールが入ったジョッキをあわせると、渇いた喉を潤した。

「いやー、まさかこんなところで再会するとは思わなかった」

きゅうりの浅漬けをかじりながら言った真智子に、
「私も驚いちゃった」

私はそう言うと、軟骨の唐揚げを口に入れた。
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