恋とマシンガン
「――真智子と秋から聞いたよ」

私は言った。

「えっ…?」

理美が訳がわからないと言う顔をしている。

「あっ、そうだ!

そう言えば、真智子にも秋にもメッセージをブロックされてるみたいで…」

思い出したと言うように言った理美に、
「あんたが結婚したこと、真智子と秋から聞いたよ」

私はさえぎるように言った。

「結婚…?」

理美は私の顔を見つめた。

「この前真智子と秋に会って、あんたが結婚したことを知ったよ。

真智子に結婚式の写真を見せてもらったよ。

ビックリしたわ、あんたの結婚相手が私の元カレだったんだから」

理美は青い顔をして、私から目をそらした。

私は理美の胸ぐらをつかむと、自分の方に向かせた。
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