LONELY MOON ―ロンリームーン―
class.
「あら魁!3日連続登校なんて偉いわねぇ!」
「うっせぇ」
俺の姿に、美佐子はそう驚いてはいなかった。
それどころか、にやりと笑って楽しそうに俺を見る。
「今日もソファに居座るおつもりで?」
「……いや」
「?」
「…聞きてェことがある」
俺は保健室の入り口に立ち尽くしたまま、少し躊躇いながら口を開いた。
「俺の…俺の」
「?」
「クラス…何処だ?」
「…クラスゥ?」