猫と君

~2日目~
僕は、弥生///と一緒にいられることが嬉し
かった。あの笑顔が見たくてたくさん笑わし
た。幸せだった。すごく‥
「今日はありがとう弥生。」
「ううん。全然いいよ。あの、もし氷河君が
良かったら、一緒に、か、帰らない?」
「うん!!」
帰り道、僕たちは家族のこと趣味や友達のこ
と学校のこととか話して笑った。時間も忘れ
てしゃべってた。
「じゃあ、私ここが家だから。届けてくれて
ありがとう。私のほうが楽しんじゃった。」
「全然。僕の方こそ勉強教えてもらって助か
ったよ。ありがとう。またね。おやすみ。」
「うん。おやすみ。」
弥生を家まで送り届けて帰ったが、残りはあ
と一日。あと一日でこの想いを伝えなければ
いけない。この関係を続けたかった。少しず
つ詰めていけている弥生との距離にもどかし
さを感じた。
< 4 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop