月の降る夜に
いつも恒例の押し合い。
シングルベッドに大人の身体2つは無理がある。



「んー、寝れないなっ、」


ギリギリ手の届くカーテンを
少し手で開けて寝転がったまま外を覗く。

少し薄暗い空。
自動販売機や電灯の灯で明るく見える。
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