【短編】キミに伝えたい好きがある
同じ高校の生徒がちらほら、商店街を歩いているので、聞かれたくないんだと思う。
そんなのわかってるけど。
後で言うなんて、嘘ばっかり。
まだ一度も、好きって言われたことがない。
富田奈帆(トミタ ナホ)高校2年の私は、同い年の彼氏、久我 遼太郎くん(クガ リョウタロウ)に、恋している。
私の髪は、セミロングの茶髪で、前髪はピンでとめている。高校生なのに、たまに中学生に間違われてしまうくらい童顔で、目だけが大きくて残りのパーツはすべて小さい。
彼にちょっとでも綺麗だって思ってもらいたくて、自分なりに工夫してお化粧や制服の着こなしにも気を使っている。
派手過ぎず、地味すぎず、清潔感を醸すように心がけている。
付き合いはじめてからも、彼への好きは大きくなるばかり。
だけど、彼の気持ちはいまだによくわからない時がある。
付き合って3ケ月めの私達はもっと、周りが見えなくなるくらいお互いに夢中になっててもおかしくないとおもうんだけどな。
そんなのわかってるけど。
後で言うなんて、嘘ばっかり。
まだ一度も、好きって言われたことがない。
富田奈帆(トミタ ナホ)高校2年の私は、同い年の彼氏、久我 遼太郎くん(クガ リョウタロウ)に、恋している。
私の髪は、セミロングの茶髪で、前髪はピンでとめている。高校生なのに、たまに中学生に間違われてしまうくらい童顔で、目だけが大きくて残りのパーツはすべて小さい。
彼にちょっとでも綺麗だって思ってもらいたくて、自分なりに工夫してお化粧や制服の着こなしにも気を使っている。
派手過ぎず、地味すぎず、清潔感を醸すように心がけている。
付き合いはじめてからも、彼への好きは大きくなるばかり。
だけど、彼の気持ちはいまだによくわからない時がある。
付き合って3ケ月めの私達はもっと、周りが見えなくなるくらいお互いに夢中になっててもおかしくないとおもうんだけどな。